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JALカードSuica

基本性能
入会資格 18歳以上(高校生を除く)。日本国内に在住で、電話連絡のとれる方
年会費 年会費2100円
利用限度額 10〜50万円
ポイント付与率 100円⇒1マイル(JALカードショッピングマイル・プレミアム入会時)
付帯保険 海外旅行保険 国内旅行保険 ショッピング保険
1000万円 1000万円 ---
国際ブランド JCB

JALカードSuicaはJALとJCBの提携クレジットカードなのですが、注目すべきはSuica機能が付いているところです。マイルが貯まるク レジットカードは他にもいろいろとありますが、クレジットカードとSuicaが一体となっているカードは、JCBのブランドが付いているJALカード Suicaだけです。通常のカード利用で貯まるマイルとSuica利用で得られるビューサンクスポイントは相互交換ができるために、飛行機とJRのどちら も利用している方にとって使い勝手がいいカードです、と言いたいところですが…。

この歯切れが悪い前書きは、これから説明文を読んでいくことでわかります。それでは説明します。

JALカードSuicaは「JMBカード」「クレジットカード」「JAL ICサービス」「Suica」が1つになったカードです。わかりやすいように分けて説明します。

【↓JMBカード】
JMBカードとはJALの飛行機に搭乗することによって、JALマイレージバンク(JMB)にマイルが貯まるカードです。貯まったマイルを無料航空券に交 換することができます。国内線特典航空券は、一律1万5000マイルで交換することができます。海外に行くには、例えばソウルは1万5000マイル・グア ムは2万マイル・ホノルルは4万マイル・ニューヨークは5万マイル・ロンドンは5万5000マイル・サンパウロには8万マイルにて国際線特典航空券を手に 入れることができます。

要するに飛行機にたくさん乗っているとそのうち何回かはタダで乗れますよって話です。搭乗以外にも「マイルパートナー」というJAL提携のホテルの 宿泊や食事・ショッピングなどをする際に、JMBカードの提示またはJMBお得意様番号の申し出によってマイルが積算されます。

しかしながら、JMBカードでは飛行機の搭乗とマイルパートナーでしかマイルを貯めることができません。そこでクレジット機能が付いたJALカードSuicaを使うメリットが出てきます。

【↓クレジットカード】
JALカードSuicaは日本全国世界中のJCBの加盟店でカード決済をすることができます。通常のクレジットカードであれば、カード利用金額に応じてポイントがもらえるのですが、JALカードSuicaではポイントの代わりにマイルをもらうことができます。

JALカードSuicaは通常200円のカード利用で1マイル、「特約店」では100円で1マイル付きます。ANAカードでは通常100円で1マイ ル、ショッピングアルファのお店では100円で2マイル付くことと比較すると、JALカードSuicaはぜんぜん話になりません。ですからJALカード Suicaを使う場合には必ず「JALカードショッピングマイル・プレミアム(年会費2100円)」に入会してください。これで2倍のマイルを獲得するこ とができます。すなわち、通常100円のカード利用で1マイル、特約店では100円で2マイルの付与率になります。これでANAカードと互角になります。 以後の説明はショッピングマイル・プレミアムに入会していることが前提で説明をしていきます。

※JAL提携店には「特約店」と「マイルパートナー」があります。
・特約店…JALカードの利用で100円で2マイル付きます。JALカードを使わないとマイルはもらえません。
・マイルパートナー…実店舗でJMBカードの提示によってマイルがもらえるお店です。100円ごとに1マイル付くお店が多いです。ここでJALカードで支 払うと追加で100円で1マイル付きます。JALのホームページ経由でマイルがもらえるマイルパートナーを「eマイルパートナー」と言います。

何だか紛らわしいのですが、とりあえず特約店とマイルパートナーはマイルが多めにもらえるお店という認識で大丈夫です。

JALカードSuicaに入会すると次のボーナスマイルをもらうことができます。
・入会搭乗ボーナスマイル…1000マイル(入会後初めての搭乗時にプレゼント)
・毎年初回搭乗ボーナスマイル…1000マイル(入会搭乗ボーナス獲得年の翌年以降、毎年最初の搭乗時にプレゼント)
・搭乗ごとのボーナスマイル…区間マイルの10%プラス(搭乗のたびにプレゼント)

ここで注意したいのは、JALカードは入会時のボーナスマイルと毎年のボーナスマイルをもらうためには搭乗が条件となっていることです。ANAカー ドにも同じようなボーナスマイルがあるのですが、こちらは無条件でマイルがもらえます。毎年飛行機に乗る方にとってはどちらも結果は同じになりますが、陸 マイラーから見ると、明らかにJALカードはANAカードより劣ると判断せざるを得ません。

その代わりにJALカードには「JALカードツアープレミアム(年会費2100円)」というものがあります。これはパッケージツアーの参加でも区間マイルが100%もらえるサービスです。

例えば、JALカードSuicaの会員の方が、パッケージツアー(エコノミークラス)でパリ旅行に出かけた場合
・JALカードツアープレミアム登録なし…6206マイル(区間マイル50%)+1241マイル(搭乗ごとのボーナスマイル10%)=7447マイル
・JALカードツアープレミアム登録あり…1万2412マイル(区間マイル100%)+1241マイル(搭乗ごとのボーナスマイル10%)=1万3653マイル
となります。

JALカードツアープレミアムに登録した場合と登録しなかった場合の差額は、
・1万3653マイル−7447マイル=6206マイル

1マイル=2円とすると
・6206マイル×2円=1万2412円

年会費を差し引くと
・1万2412円−2100円=1万312円
のお得になります。

しかし、これは陸マイラーの方には関係のない話でしたね。ここから陸マイラーにとって関わりがある話をします。

JCBは日本の国際ブランドです。そのため日本では一番加盟店が多いという特徴があります。つまりJALカードSuicaは日常生活で日本でマイル を貯めるのに都合が良いカードです。これは陸マイラーにとってありがたいことです。また、JCBはT&Eカードであるために海外旅行時のサービスやトラブ ルの対応に優れているという特色があります。この点はANA JCBカードでも同じことが言えます。

しかし、同じJCB提携クレジットカードであっても、JALカードSuicaとANA JCBカードではマイルの貯まり方がまったく違うのです。

JALカードSuicaはカード利用によって直接マイルが貯まるのに対して、ANA JCBカードはJCB特有のポイントサービスであるOkiDOkiポイントが貯まります。そしてANA JCBカードは、OkiDOkiポイントからマイルに移行という形でマイルが貯まります。一見すると、どっちもどっちですがANA JCBカードのほうがお得なんですね。

その理由は、ANA JCBカードは2年に1回OkiDOkiポイントをマイルに移行することによって、年間移行手数料(2100円)が実質半額にできると同時に、実質マイル の有効期限を延ばすことができるからです。対するJALカードSuicaは直接マイルが貯まるためにマイルの有効期限を延長することができません。JAL カードSuicaは、年間マイル移行手数料がない代わりにJALカードショッピングマイル・プレミアム(2100円)の年会費が必要になります。こちらは 毎年年会費がかかります。

決定的なのは、ANA JCBカードはOkiDOkiポイントからマイルに移行という段階を踏むため、利用金額に応じたボーナスポイントも含めてマイルに移行できるのに対して、 JALカードSuicaは直接マイルが貯まるためボーナスポイントはないのです。この違いは例えば1年間のカード利用金額が100万円以上であれば、 ANA JCBカードは原則100円で1.5マイルになるのですが、JALカードSuicaは100円で1マイルのままです。

その代わりJALカードSuicaはマイルからOkiDOkiポイントに移行することができます。しかしOkiDOkiポイントが欲しいのであれば、最初から年会費無料でポイントが2倍もらえるJCB Arubaraカードを使ったほうがマシです。

後味が悪くなりましたね。気を取り直して割引サービスを紹介します。
・成田空港第2旅客ターミナルの免税店「JAL-DFS」で5%引き
・国内空港売店「BLUE SKY」「コーラルウェイ」などで10%引き
・JAL・JAA・JALウェイズの機内販売で10%引き
・JALホテルズ(ニッコー・ホテルズ・インターナショナル、ホテルJALシティ)にて室料10%引き

割引サービスはその場でお得になるのでいいですね。ANAカードにも同じようなサービスがありますが。

【↓JAL ICサービス】
JALカードSuicaにはJAL ICサービス機能が付いています。JAL ICサービスは「JAL IC利用クーポン」と「JAL ICチェックインサービス」を利用するのに使います。

・JAL IC利用クーポン
マイルをJAL IC利用クーポンに交換することができます。電子マネーとして利用することができます。

↓JAL IC利用クーポンを利用するまでの手順を説明します。

1.ICチャージ機にJALカードSuicaをセットします。※ICチャージ機は空港やJALプラザホテル日航などに設置されています。
          ↓
2.ICチャージ機の画面に「マイルからの交換」のボタンが表示されるので画面をクリックします。交換するマイル数を選択します。
          ↓
3.「チャージ」を選択します。チャージするクーポン数(JP)を入力します。これでチャージは完了です。※JPはJAL IC利用クーポンの単位です。
          ↓
4.JALカードSuicaを専用の読み取り機にピットかざすだけで支払いを済ませることができます。※国内主要空港の店舗、全国のBLUE SKY、日本国内のホテルニッコー・ホテルJALシティ、国内主要空港の免税店、JALプラザ有楽町ショップで利用することができます。

要するにEdyカードと同じ要領で使えるわけですね。しかしチャージする手段が空港やその周辺のICチャージ機に限定されますし、JAL IC利用クーポンの使い道もJAL関連に限定されます。Edyと比べると使い勝手が悪いです。

1万マイルで1万5000JP(1万5000円相当)のJAL IC利用クーポンに交換することができるので、計算すると還元率は1.5%です。マイルを無料航空券に交換した場合の還元率は2%以上になることを考えるといまいちです。

・JAL ICチェックインサービス
JALのホームページで航空券の予約から事前座席指定までできるサービスです。空港でJALカードSuicaを専用の読み取り機にかざすだけでセキュリ ティゲートと搭乗ゲートをそのまま通過できます。当日、航空券を買うためにカウンターまで並んで待つ煩雑さから開放されます。

【↓Suica】
JR東日本できっぷや定期券・Suicaへの入金(チャージ)、びゅう国内旅行商品の支払いにJALカードSuicaを利用すると、1000円につき6ポイントのビューサンクスポイントが貯まります。

↓対象商品はこちらになります・
JR東日本のきっぷ、定期券の購入
・びゅう国内旅行商品
・Suica定期券、Suicaイオカードの購入
・Suicaへの入金(チャージ)
・オレンジカードの購入
・定期券発売機、カード発売機、指定席券売機のご利用
・ライナー券の携帯電話予約
・モバイルSuicaでの入金(チャージ)、定期券、Suicaグリーン券の購入

↓貯まったビューサンクスポイントの交換先と還元率はこちらになります。
・サンクスチャージ(Suicaにチャージできるサービス)
400ビューサンクスポイント⇒1000円相当(還元率2.5%)

・ビューサンクスクーポン(びゅう旅行商品に利用するクーポン券)
1600ビューサンクスポイント⇒5000円相当(還元率3.1%)

・オレンジカード
400ビューサンクスポイント⇒1000円相当(還元率2.5%)

・マイル
600ビューサンクスポイント⇒1000マイル

600ビューポイント貯めるためには、10万円JR関係にカードを使う必要がありますね。10万円⇒600ビューポイント⇒1000マイルとなります。つまり100円のカード利用で1マイルもらえる計算になります。でも直接マイルをもらえるほうがうれしいのですが。

というのはマイルとポイントには最低交換ポイントと有効期限があります。そしてマイルとポイントに分かれるとそれぞれ貯まりにくくなります。すなわ ちポイント(マイル)が分散すると、ポイント(マイル)が最低交換ポイントに達するまえに失効したとなる可能性が高くなるのです。そういう意味で考える と、マイルとポイントに分散するJALカード Suicaよりも、Edyの利用でもマイルが貯まるANA JCBカードのほうがいいですね。

Edy対Suicaで比較検証した場合でも、Edyは日本全国のコンビニを筆頭にまんべんなく普及しているのに対して、Suicaの利用範囲はJR東日本関係に限定されます。日常生活でマイルを貯めるためにはカードが使える範囲は広いほうがいいに決まっています。

ずばりクレジットカードの利用だけで旅行に行きたい方から見ると、Suicaが付帯したJAL SuicaカードよりもEdy搭載のANA JCBカードに魅力を感じるわけです。

しかし、航空会社のサービスはどこも似たり寄ったりのサービス合戦を繰り広げていて、ある航空会社が新しいサービスを始めると他社もそれに追随します。現時点ではJAL SuicaカードはANA JCBカードに差をつけられていますが、追いついてくることも大いに考えられます。今後JAL Suicaカードはどのようにして巻き返してくるのか興味がありますね。「次回に期待しましょう」と言って穏便に締めくくらさせていただきます。

>>JALカードSuicaの申し込みはこちら

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