| ETCカード情報 高速料金に関する割引制度はハイウェイカードの廃止によって、現在ではETCによるマイレージシステムが唯一のものとなりました。2008年秋には首都高の高速料金が改正され、距離による課金となります。しかし、これはETC利用が前提となっており現金払いでは距離に関係なく最大の料金が適用となります。 ETCを利用するためにはETCカードが必要となります。ETCカードは今後ドライバーにとっては必需品となることが予想されます。このコーナーではETCの基本から割引制度の概要などETCカードの情報をお届けします。 ETCとは? ETCはすでにご存じのとおり、簡単に言うと自動車の窓を開けることなく高速道路の料金を支払うことができるシステムです。ハイウェイカードが廃止になった今、唯一割引制度があるのがこのETCシステムです。また距離にかかわらず一定料金を支払うシステムになっている高速道路については、ETCに限り短い距離を割引するケースもありドライバーにとってはメリットの多いシステムです。 首都高ではETC以外の現金払いについては、料金を値上げすることが決まっているので、ますますETCの価値が高まります。 このシステムを利用するには二つのアイテムを入手する必要があります。それが車載器とETCカードです。規格が統一されているためどこの車載器を購入しても、すべてのクレジットカード会社のETCカードが使用できます。車載器は有料ですがETCカード自体は年会費もなく無料です。つまり、ETCカードが1枚あればどの車載器でも使うことができ、車載器が1台あれば利用場所によって違うカード(友達のカードなど)でも使うこともできます。つまり行きはAのカードで、帰りはBのカードでという使い方ができます(ただし入口と出口は同じカードを使う必要があります)。 ETC利用の流れ ETCを利用するにはまずクレジットカード会社にETCカードを申し込みします。先に車載器を買ってしまって、万一ETCカードが作れなかった場合には、車載器が無駄になります。しかし、すでにクレジットカードを利用している方は、支払いが遅れていない限り問題なくETCカードは発行されると思って間違いないでしょう。 お持ちのクレジットカードによりますが、いわゆるプロパーカードであれば、ETCカードの追加ができます。追加できないクレジットカードやクレジットカードを利用していない方は新規に申し込むことになります。 新規に申し込みの場合はクレジットカード一体型と別カード型が選べるケースがあります。一体型は1枚でクレジットカード機能とETC機能を両方備えていて便利なようですが、ETCカードは車載器に挿入したまま忘れてしまうことがあります。車載器に置き忘れて、万一盗難にあった場合被害額が大きくなるのはクレジットカード機能がある一体型です。 ETCカードとは? ETCカードはクレジットカードの一種ですが、単体では発行することができない特殊なカードです。同じようなカードに家族カードがあります。しかし、家族カードを利用するのは親カードとは別の家族ですが、ETCカードは親カードの会員だけが利用できます。ただし、家族カードにもETCカードは発行可能です。 ETCシステムはクレジットカードの後払い制度を前提として料金の精算を行うのでクレジットカードへの加入は必須事項となります。(例外:ETCデポジットカード) クレジットカードをすでに持っている場合にはETCカードを追加で申込みます。プロパーカードといわれる標準カードはETCカードの発行が可能ですが、中にはETCカードの発行できないカードもあるので、特殊なカードの場合はカード会社に確認しましょう。 クレジットカードを持っていない場合、または持っていても別に作りたい場合はクレジットカードとETCカードを同時に申込みします。具体的にはクレジットカード申込書にETCカードの発行を確認する欄があるので、発行する方にチェックや丸印をします。 新規でクレジットカードを申込む場合には、ドライバー向けのクレジットカードがお勧めです。ETCカードの発行は全て可能な上、ガソリン代の割引サービスや無料ロードネットサービス付のカードもあり、ドライバーにとってはお得なサービスを受けることができます。ETCの割引とあわせるとカーライフがぐっとお得になります。 ETCカードの審査 ETCカードの審査は基本的には親カードであるクレジットカードの審査で決定します。同時申込の場合は親カードが承認されない状態で、ETCカードだけの審査通過はありえません。この点では家族カードと親カードの関係と同じです。クレジットカードとETCカードの同時申込の場合は、基本的に親カードとしての審査が行われ、ETCカードの同時申込があること自体は審査に影響しません。ETCカードの同時申込であっても、利用枠を大きくするわけではないからです。 すでにクレジットカードを持っていて、ETCカードを追加で申込する場合の審査は、基本的には利用状況だけのチェックとなります。すでにクレジットカードを持っているので、本格的な審査は必要ありません。クレジットカード発行後に問題があったかどうかのチェックとなります。つまり、ETCカード申込時点で自社と他社の利用状況で、遅れや未払いがなければ問題なく発行されます。 ETC車載器の購入 ETCカードが届いたら今度は車載器を選びましょう。車載器には3種類のタイプがあります。2ピースタイプ・3ピースタイプ・ビルトインタイプの3つです。 2ピースタイプは車載器の本体はアンテナと一体になっており、ETCカードと合わせて二つなので2ピースと呼ばれます。アンテナが働くようにダッシュボードの上に取り付けます。3ピースタイプはアンテナが別になっておりフロントガラスの上部などにアンテナを取り付ければ、本体は比較的自由に車内に設置できます。ビルトインタイプはメーカーの純正製品がほとんどで、CDプレイヤーやラジオ同様内蔵されたタイプです。 車載器の価格ですが以前に比べて価格が下がっており、希望小売価格で一万円台のものが主流です。ビルトインタイプはやや高めで三万円台のものが多いようです。車載器が無料になるキャンペーン中のクレジットカードもあるので、ドライバー向けのクレジットカードをおすすめします。 ETCレーンの使い方 ETCカードを車載器に挿入して料金所で清算を行う場合は、ETC専用レーンを利用します(一般と共有のレーンもあります)。基本的には通過するだけでOKですが、あまりスピードを出していると、バーに接触する可能性がありますので、時速20kmで進みましょう。 ETC専用レーンが料金所入り口にない場合は一般レーンを利用しますが、この場合は出口にETC専用レーンがあっても、清算は一般レーンで通行券とETCカードを係員に渡して行います。つまり一般レーンでもETCカードでの清算は可能なので、車載器がなくてもETCカードは利用できます。万一車載器が故障した場合にはこの方法で清算できます。 領収書が必要な場合も一般レーンを利用しますが、各種割引制度は適用にならない可能性があるので、注意が必要です。 ETCデポジットカード ETCパーソナルカードは、クレジットカードを持っていなくてもデポジット(保証金)を預託することで、有料道路のETC走行が可能になるカードです。申込み後、デポジット(保証金)を預託して、それを担保とした上で利用した通行料金を、郵便局または銀行等の貯金口座や預金口座から 1ヶ月単位で引落すシステムです。 デポジットはプリペイドカードのような前払金ではないので、通行料金の支払いには利用できません。つまり預託している間は使うことができないお金となります。 有料道路の平均利用月額を5,000円単位で切り上げた額(最低 10,000円)の4倍の額、または年間最高利用月額を20,000円単位で切り上げた額のいずれか高い額をデポジット額として預託します。つまり最低でも40000円以上預託の必要があります。 下記の場合にはカードが利用できなくなります。 ・支払いの済んでいない利用金額の合計が預託したデポジットの80%を超える時 ・利用金額の支払いがない場合。 ・デポジットの増額に応じない場合。 ETC導入の注意点 ETC制度を利用するには、ETCカードと車載器が必要ですが申込む順番を間違えないようにしましょう。基本的にはETCカードをクレジットカード会社に申込むのを先にしましょう。 万一、ETCカードが発行されない場合には、車載器が無駄になってしまう可能性があります。 ETCカードなしでもETCを利用する場合には保証金が必要なETCデポジットカードを利用する方法がありますが、使うことができないお金を保証金として預ける必要があり不便です。 ETCカードはすでにクレジットカードを持っている場合には、そのカード会社にETCカードの追加申込みをします。クレジットカードがない場合には新規にクレジットカードとETCカードを同時申込みします。 すでにクレジットカードを持っていて正常に利用していれば、簡単な審査でETCカードが発行されますが、新規で申込みする場合には信用状況によっては却下される場合もあります。家族カードにもETCカードが発行可能なので、万一却下された場合、すでにクレジットカードを持っている家族の家族カードと同時申込みする方法もあります。 ETCカードには一体型と別発行型の2種類あります。一致型はクレジットカードとETCカードが1枚となったもので、別発行型はクレジットカードとETCカードが別々に2枚発行されます。どちらを利用するにしても車載器に入れっぱなしにすると、盗難の可能性が高くなるので利用する都度挿入することが必要です。 万一盗難にあった場合、一体型は被害金額が高くなる可能性がありますが、別発行型の方が車載器に入れっぱなしにする可能性は高いかもしれません。 二輪車にもETC 平成18年11月1日から二輪車のETC利用が実用化されています。利用方法は基本的に四輪車と変わりありません。ETCカードの申込と車載器の購入が必要です。 二輪車の車載器購入にも助成金制度があります。導入費用から15,750円が割引となるうえ、NEXCO3社(東・中・西日本高速道路)が行っているキャンペーン(2000ポイント、16000円分プレゼント)との重複適用が可能なのでお得です。 ◆ETCカード ETCカードに二輪車、四輪社の区別はありません。すでに四輪車でETCカードを利用しているのであれば、そのカードが利用できます。二輪の場合は四輪に比べて車載器がむき出しになっている分、ETCカードが盗難にあう確率が高くなります。必ず利用が終わったらETCカードは取り出すようにしましょう。 ◆車載器 車載器に関しては二輪車専用のものが必要です。四輪車用の車載器は車内使用を前提として作られているので、二輪車には使用できません。価格も四輪車用に比べ防水などの対策が必要なためか、かなり高額で3〜4万円程度が標準のようです。助成金制度とNEXCOのキャンペーンを併用すれば、実質的に無料に近くなるので、キャンペーン期間中の申込がお得です。 各種割引サービス ETCのメリットはもちろん精算方法が簡単であることですが、料金の面でもメリットがあります。このコーナーではETCカードを利用することによって受けることができる各種の割引サービスについてご案内します。 ETC深夜割引(全国) ◆割引対象道路 東・中・西日本高速道路株式会社が管理する全国の高速自動車道(一部の一般有料道路含む) ◆割引適用条件 (1) ETCが整備されている入口インターチェンジをETC無線通信により走行。 (2) 午前0時〜午前4時までの間に東/中/西日本高速道路株式会社が管理する深夜割引対象道路を走行すれば、割引が適用。 ※走行距離及び割引適用回数に関する条件はありません。 ◆割引率 30% ETC通勤割引(東京・大阪近郊以外) ◆割引対象道路 東・中・西日本高速道路株式会社が管理する全国の高速自動車道(一部の一般有料道路含む) ◆割引対象外の区間 <東京地区> 東北道(川口〜加須)、常磐道(三郷〜谷田部)、東関東道(湾岸市川〜成田)、新空港道(成田〜新空港)、関越道(練馬〜東松山)、圏央道(八王子JCT〜鶴ヶ島JCT)、東名高速(東京〜厚木)、東京外環道(大泉〜三郷南)、中央道(高井戸〜八王子)、横浜横須賀道路(狩場〜佐原、並木〜釜利谷JCT) <大阪地区> 名神高速(大津〜西宮)、中国道(中国吹田〜西宮北)、近畿道(吹田〜松原)、阪和道(松原〜岸和田和泉)、西名阪道(天理〜松原)、京滋バイパス(瀬田東〜久御山淀) ◆割引適用条件 (1) ETCが整備されている入口インターチェンジをETC無線通信により走行。 (2) 入口または出口の料金所を午前6時〜午前9時までの間または午後5時〜午後8時までの間に通過。 (3) 1回の走行距離は100km以内までです。 (4) 午前・午後それぞれ最初の1回に限り適用されます。 ◆割引率 約50%(割引後の料金は、24捨25入により50円単位の端数処理を行います。) ETC早朝夜間割引(東京・大阪近郊) ◆割引対象道路 東・中・西日本高速道路株式会社が管理する全国の高速自動車道(一部の一般有料道路含む) ◆割引対象区間 <東京地区> 東北道(川口〜加須)、常磐道(三郷〜谷田部)、東関東道(湾岸市川〜成田)、新空港道(成田〜新空港)、関越道(練馬〜東松山)、圏央道(八王子JCT〜鶴ヶ島JCT)、東名高速(東京〜厚木)、東京外環道(大泉〜三郷南)、中央道(高井戸〜八王子)、横浜横須賀道路(狩場〜佐原、並木〜釜利谷JCT) <大阪地区> 名神高速(大津〜西宮)、中国道(中国吹田〜西宮北)、近畿道(吹田〜松原)、阪和道(松原〜岸和田和泉)、西名阪道(天理〜松原)、京滋バイパス(瀬田東〜久御山淀) ◆割引適用条件 (1) ETCが整備されている入口インターチェンジをETC無線通信により走行。 (2) 入口または出口の料金所を午後10時〜翌午前6時までの間に通過。 (3) 東京・大阪近郊の大都市近郊区間(上記参照)を1区間でも走行することが条件 (4) 1回の走行距離は100km以内までです。 ※100kmを超えるご利用に対しては、ご利用区間全体に早朝夜間割引が適用されず、通常料金となります。 ※割引適用回数に関する条件はございません。 ◆割引率 約50%(割引後の料金は、24捨25入により50円単位の端数処理を行います。) ETCマイレージサービス ETCマイレージサービスは、ETCによる高速国道等の通行料金の支払額に応じてポイントが貯まり、そのポイントを還元額(無料通行分)と交換できるサービスです。交換した還元額(無料通行分)は、ETCによる高速国道等の通行料金のお支払いに利用可能。ETCマイレージサービスサービスへの登録は無料です。また、本サービスのための年会費もかかりません。 サービスの概要(東・中・西日本高速道路の場合。その他はこちら) ◆ポイント付与 ・高速国道等の1回のご利用ごとに50円につき1ポイント(50円に満たない端数にはポイントは付きません。) ・ 一般有料道路も2006年4月1日ご利用分から50円につき1ポイントが付くようになりました。(50円に満たない端数にはポイントは付きません。) ◆交換率 100ポイント 200円分 200ポイント 500円分 600ポイント 2,500円分 1,000ポイント 8,000円分 ◆その他 時間帯割引などを利用した場合は割引後の金額に対して適用。 よくある質問(ETC編) Q.ETCとは何ですか? A.有料道路の渋滞発生場所は、料金所が第1位で30%もありました。そのためこの料金所渋滞を緩和・解消するための方法として、料金所の拡幅工事などを伴わないETCが着目され制度化が進められました。ETCとは、有料道路における自動料金支払いシステムで、料金所ゲートに設置したアンテナとクルマに搭載した車載器との間で、無線で情報を交信し、料金を支払うシステムです。 Q.料金はどうやって支払いますか? A.無線で交信した料金情報が、車載器に挿入されたクレジットカード機能をもつETCカードと連携し、ETCカードの発行会社からショッピング利用と同様に利用者へ請求されます。 Q.ETCが利用できる道路は? A.日本国内の有料道路は全て共通のシステムとしてETCが導入され、将来導入される道路も全て同じETCで利用可能。 Q.ETCを利用するための費用は? A.ETCを利用する際にかかる費用は車載器の購入費用です。ETCカードは年会費無料ですが、同時にクレジットカードに加入する場合には、年会費がかかる場合もあります。ETC車載器は、自動車メーカーやカーアクセサリーメーカーより幅広く発売されています。シンプルなものからナビゲーションシステムに組み込まれた高機能タイプまであり、もっともシンプルなものは5千円〜1万円程度から用意されています。 Q.車載器が故障したときは? A.車載器が故障したりETCカードを忘れたりした場合は、一般車と同じ扱いとなりますので、一般レーンに進入し、現金などで支払います。なお、故障に気づかずETCレーンに進入した際には、車載器または路側表示器、あるいはその両方に通信エラーメッセージが表示されます。一旦停車して料金所係員の案内を待って指示に従ってください。 Q.借りた車でも使えますか? A.車載器が搭載されていればどの車でも使用可能です。車載器はどのETCカードも挿入可能で、通行料金の請求はETCカードの名義人に行われます。 Q.領収書は発行されますか? A.料金所では領収書の発行はできませんが、後でインターネットを利用した証明書の発行を受けることができます。 Q.車を2台持っている場合は? A.車載器には車両情報を登録するため、車1台につき車載器も1台必要となります。ETCカードは個人に発行されるので、支払いする人が同じであれば1枚でOKです。 その場合は同時に利用することはできませんので、2台同時に使う可能性がある場合には、家族カードなどにETCカードを発行するなどの対応が必要です。 Q.ETCレーンのない料金所では? A.* 入口が未対応の場合 一般レーンで通行券を受け取ります。走行後も、一般レーンで料金所係員に、通行券とETCカードを渡してください。精算はETCカードで行います * 出口料金所が未対応の場合 入口料金所がETC対応・未対応にかかわらず、一般レーンで料金所係員に、通行券とETCカードをお渡しください。精算はETCカードで行います。 Q.ETCカードに申込条件や制限はありますか? A.すでにクレジットカードを持っていてETCカードを申込む場合には、制限なく発行されることがほとんどです。新規にクレジットカードと同時に申込場合には、クレジットカードによって条件が異なります。基本的には高校生を除く18歳以上で、収入があることが最低条件となります。(収入がない場合には家族カードによる発行も可能) Q.ETCカードはクレジットカードとして使えますか? A.基本的にETCカードはETC専用なので、ショッピングなどには利用できません。ただし、親カードと一体型のETCカードはクレジットカードとしての利用が可能です。 Q.ETCカードだけを申込できますか? A.クレジットカードをすでに持っていればETCカードを単独で申込することができます。なお、車載器がなくても一般レーンでクレジットカード清算と同様にETCカードが利用できます。 Q.ETC車載器の価格と購入場所は? A.四輪用は安いものでは5000円からありますが、二輪用は3万円程度からと高くなっています。具体的な価格はメーカーホームページを参考にしてください。販売店はカー用品を取り扱っている店であれば、ほとんど購入可能です。 Q.ETC車載器は自分で取り付けできますか? A.アンテナの調整やセットアップ作業があるため、必ず専門業者に取り付けてもらってください。 Q.車を換えて車載器を移したり、車載器を譲渡した場合は? A.車載器には車両情報が登録されています。そのため車載器を移す場合には再セットアップが必要となるので、車載器を購入した販売店に相談してください。再セットアップは有料です。 【トップへ】 クレジットカード♯ > クレジットカード% |