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クレジットカードの付帯保険

クレジットカードには各種保険が付帯されています。国内だけの利用しかできなかった時代には、付帯保険は盗難保険くらいでしたが、国際ブランドである VISAやMasterCardが普及するにつれ、海外利用も多くなり海外旅行傷害保険も付帯されるようになってきました。今まではクレジットカードに付帯されるサービスは一律のものが多かったのですが、最近のクレジットカードの多様化に伴い、付帯サービスもカードによって特長を出すようになってきました。年会費無料のクレジットカードも多くなり一律に同じ保険を付帯することもできなくなったこともあります。

通常保険料は年会費の中から捻出するので、年会費無料のクレジットカードの場合はカード会社が保険料を負担することになります。そのため年会費無料のクレジットカードはリボ払い専用にするなど収益を向上させる工夫がされています。

このコーナーでは一般的に付帯される保険についてその特長をお知らせします。

盗難保険

クレジットカード盗難保険はすべてのクレジットカードに自動付帯されるもので、例外なくあらゆるクレジットカードに付帯されています。正確な保険料は不明ですが、国内利用専用のカードで年会費525円程度ですから、それ以下の保険料ということになります。

年会費無料のクレジットカードでも付帯されますので、その場合の保険料はクレジットカード会社の負担ということになります。利用しなくても保険料はかかるので、年会費無料のクレジットカードの休眠会員が多くなると、クレジットカード会社は赤字となります。

基本的にクレジットカードの盗難・紛失による被害はカード会員が負担するのが原則です。これはクレジットカード会員規約にも明確にうたわれています。ただし、救済措置として盗難保険が適用になる場合には保険を適用し、保険で補填される金額を超える場合でもクレジットカード会社が負担することとなっています。

それでは保険が適用されない場合はどんなケースでしょうか?

1.常に携帯していない(車や、家の中の引き出しなどに保管)
2.他人に貸した
3.家族が利用した
4.キャッシングを悪用された

上記のようなケースでは保険が適用されません。家族利用というのはクレジットカードの盗難保険に限らず、保険会社は認めません。自動車保険でも家族が相手方の場合には適用されないのと同じです。キャッシングは暗証番号がわからないと利用できないので、第三者にすぐわかる暗証番号を登録していること自体に非があるとされます。

しかし、一般的にクレジットカードを現金同様に取り扱っていれば、保険は問題なく適用されますので、心配はいりません。

ショッピング保険

クレジットカードによって名称は異なりますが、ショッピング保険やショッピングガード保険などといわれている保険があります。基本的には動産総合保険といわれる種類となり、保険の対象となったものが壊れたり、盗難にあった場合に被害を補償する保険です。

保険の適用には条件がつく場合があり、申請する前に確認が必要です。通常クレジットカードを利用して購入した商品が対象となりますが、それが海外利用に限定されていたりする場合があります。

免責金額(保険の対象とならない金額)も設定されている場合が多く、たとえば免責金額3000円の場合は10000円の被害があっても3000円は自己負担となります。また、被害発生の日時が問題となる場合もあります。通常購入日から90日以内の損害が対象となりますので、ぎりぎりの場合には速やかに申請する必要があります。

基本的には1回払いの場合には対象とならないケースが多いので注意が必要です。

海外旅行傷害保険

クレジットカードに付帯される海外旅行傷害保険は一般的に販売されている海外旅行傷害保険とそん色なく、海外旅行が多い方にはお得なサービスとなっています。

一般的に填補される保障内容は下記のとおりとなっています。

1.傷害による死亡・後遺障害
2.傷害・疾病による治療費用
3.賠償責任
4.携行品の損害
5.救援者費用

保障金額についてはクレジットカードにより異なりますが、死亡・後遺障害については一般カードで1000万円〜2000万円、ゴールドカードでは5000万円〜1億円程度の保障が標準となっています。クレジットカードを複数持っている場合の保障金額ですが、死亡・後遺障害については合算されませんが、ほかの保障に関しては合算した金額が支払い対象となります。もちろん実際の被害額を超えることはありません。海外旅行傷害保険についても海外旅行費用にクレジットカードを利用することが条件となっている場合もあるので注意しましょう。

国内旅行傷害保険

国内旅行は海外旅行に比べ利用頻度が多く、したがって事故にあう確率も高くなるため国内旅行傷害保険は海外旅行傷害保険に比べ、条件付(クレジットカードで旅行代金を支払うなど)の場合が多いようです。したがって年会費無料のクレジットカードには海外旅行傷害保険は付帯されても国内旅行傷害保険が付帯されないものもあります。

一般的な保障内容は下記のとおりです。

1.死亡・後遺障害
2.入院
3.手術
4.通院

国内旅行傷害保険の場合には同様の保険が付帯されているクレジットカードを複数持っていても合算されることはありません。基本的に飛行機事故やホテル火災などで生じた傷害に適用されるもので、携行品関係の被害には対応していないのがほとんどです。

ネットショッピング保険

最近のインターネットショッピングの普及に対応して、ネット上の取引に関する被害を補償する保険を付帯するクレジットカード会社も増えてきました。対象となる取引はインターネットショッピング、モバイルショッピングのほか通信料金も含まれます。フィッシングなどにより不正利用されるなど心当たりのない請求があった場合に、申請すると保険が適用になる場合があります。

インターネットショッピングを利用する方はこの保険が付帯されているかどうか確認しておくといいでしょう。通常の盗難保険では不正使用を証明するのが難しく適用とならない場合もありますので、この保険があれば安心です。

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