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クレジットカード審査業務の流れ

クレジットカード審査の流れは下記のとおりです。カード会社によって若干の違いがあると思いますが、概要は同じです。最近では発行日数短縮のためコンピューターによる自動審査が行われていますが、審査する項目は自動でも手動でも変わりはありません。

但し、審査が完全自動化の場合には審査基準は手動に比べ低く設定されていると思われます。人間の目で最終決裁を行う場合には、自動で却下になった分も総合判断でOKとなる場合がありますが、すべて自動にすると却下率が高くなりすぎるため一定の却下率を保つための調整がなされていると思います。

カード会社各社が蓄積してきた情報から一定の却下率が導き出され、その数値になるようなアルゴリズム(処理手順)が組まれていると推測されるからです。審査の流れは下記のとおりです。

クレジットカード申込書の受付

カード会社各社ともクレジットカードの審査は全国の分を1,2ヶ所に業務を集約しています。専門職が業務を集中して行うほうが効率がよく、審査基準も統一されるからです。

従って申込形態がどのような形であっても最終的には審査担当部署に申込書が送付され、受付が開始されることになります。各支店に申込書を送付したり、店頭で申込をするとさらに審査部署へ送付する分日数を要するため、急ぎの場合にはネット申込など直接審査部署にデータが送られるシステムを利用しましょう。

申込書に直接記載する場合には、当然のことですが誰でも読めるよう丁寧に記入しましょう。うまい字である必要はありませんが、ゆっくりていねいに書く必要があります。万一判読できないような文字があれば、最悪の場合申込書は返却されてしまいます。

この受付はクレジットカードを発行する始めの段階です。ここでつまづくことがないように、申込書を送る前にはもう一度確認しましょう。

申込情報の入力

クレジットカードの申込情報をコンピューターに入力するのは手作業となります。画像としてイメージを取り込みすることは自動で出来ますが、データとして利用するには人間が手作業で入力する必要があります。

データ入力作業はほとんど外注や専門の派遣社員が行いますが、全国から申込書が集まるため、ふり仮名や郵便番号などの記載漏れは最悪の場合には申込書を返却することになります。基本情報が入力できない場合には受付入力もできないからです。

申込書は記載漏れのないようにすることがスムーズな審査には必要不可欠です。その点ネット申込は入力漏れがあると先に進まないようになっているため、そういったミスは未然に防ぐことが出来ます。

申込内容の裏付調査・チェック

申込内容の裏付調査は申込内容に虚偽がないかどうか、申込者が存在するかという観点から行われます。本人確認法により身分証明書の提出が義務付けられていますが、ネット申し込みでは身分証明書の提出を省略し、本人限定配達で代用する場合がありました。

しかし、現在では本人限定郵便では本人確認にならないとされているため、申込時点での身分証明が必須となっています。そのため昔と比べると申込者の存在確認は身分証明書で確認できるようになり、身分証明書が正しいかどうかのチェックだけですみます。

利用実績がある場合にはあまり問題となりませんが、まったくクレジットヒストリーがない場合には、住民票を取得したり地図や電話番号帳で確認することもあります。本人と偽って申込むケースを防ぐため電話での意思確認は必須となります。

その他のチェックとしては自社や他社の利用記録との食い違いのチェックがあります。勤続年数や勤務先、その他基本事項が過去の申込や利用情報と食い違う場合には、申込書の虚偽記載の恐れがあるため入念なチェックが行われます。

申込の意思・内容の電話確認、在籍確認

クレジットカード申込の意思確認はなりすましの申込みを防ぐ意味でも重要な部分です。現在のように審査部門が集約されているシステムでは大量の電話確認を1,2ヶ所で行うため派遣社員や外注で行うケースが多くなっています。

意思の確認はほとんど省略されることはなく行われますが、オンライン完結での申込などでは省略される場合があるようです。勤務先に勤めているかどうかの確認については新規申込の場合はほとんど省略されることはありません。但し、名簿などが存在する教師や公務員などの場合は電話確認は省略されるケースがあります。

意思確認の際には申込に不備があったり、他に確認したいことがあったりした場合の確認を行うこともあります。

クレジットカード決裁

クレジットカード審査のほぼ最終段階が決裁となります。クレジットカードの決裁を行える社員は限られていてクレディッター等の資格を必要とするケースが多いようです。審査基準は各クレジットカード会社で異なりますが、きちんとしたマニュアルが準備されていて一定の基準が保たれるようになっています。

審査担当者は事前のチェックが終わった申込を全体的に確認して、最終判断を下します。作業としてはすでにチェックが終わっているため、画面をクリックするだけですが、決裁者は他にも却下の問合せに対応するなどの業務があります。

基本的に電話では却下理由を説明することはありませんが、やはりどの業界でも簡単には引き下がらないお客がいます。女性では対応しきれなかったお客を相手にするため、決裁業務より難しい業務です。

最終的な決裁で承認となった場合にはクレジットカードを発行する手続きが自動的に行われ、また却下の場合にも自動的に却下状が送付されます。

クレジットカード発行または却下状発送

クレジットカードは審査で最終的に承認されると自動的に発行手続きが行われます。具体的には審査部門で発行するわけではなく、オンラインにより印刷会社で発行手続きが行われます。クレジットカードは審査承認データに基づき券面にカード番号、氏名、有効期限などがエンボス(刻印)され、台紙といわれる紙に挿入され郵便局へ局出されます。ここまでが印刷会社の作業となります。

支店からの要望で局出しせずに直接支店へ発送し、そこで顧客に手渡しすることで発行時間を短縮することもあります。流通系のカード会社では店舗内にあるクレジットカウンターでカードを手渡しするサービスも行なっています。急ぎの場合にはこういったシステムを利用するのも便利です。

却下状も自動送付されますが、具体的な却下理由は書かれていません。却下理由は基本的には公開されませんが、今であれば個人情報保護法を利用して、個人情報の公開ということで情報公開を求めることができます。ただし、登録されている個人情報が公開されるだけで、却下理由に結びつく情報が得られるかどうかはわかりません。

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