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利用限度額について

クレジットカードの利用限度額とは、例えば利用限度額が50万円あれば50万円までクレジットカードが使えますよという意味です。ここで重要なことは、同じクレジットカードであっても利用限度額は個々のカード会員によって異なるということです。利用限度額が5万円の方もいれば、 100万円の方もいます。利用限度額が5万円しかなければ、5万円を超えてカードを利用できないため不便です。一方、利用限度額が100万円もあればクレジットカードで車を買うことだってできます。

この利用限度額は審査時におけるスコアリングの評点に応じて決まります。例えば
・スコアリング40点(審査にぎりぎり通過)→利用限度額5万円でカード発行
・スコアリング90点(審査に余裕で通過)→利用限度額50万円でカード発行
といった具合です。学生カードの場合は、利用限度額は10万円と少なめに設定されます。

※スコアリングについての解説は「審査項目と審査基準」ページを参照してください。

クレジットカードが発行された当初の利用限度額は、ずっと変わらないわけではありません。

延滞を繰り返すと、カード利用限度額が下げられたり、カードの更新が拒否されたり、カードが利用停止になったりします。延滞情報は個人信用情報機関を通して共有されているため、延滞をしていない他社のクレジットカードでもカード利用限度額が下げられたり…といったことが起こります。

自分のほうから利用限度額を下げることもできます。クレジットカード裏面に記載されている電話番号に電話をかけてその旨を伝えればOkです。利用限度額を下げることのメリットとしては「不正利用されたとき被害を最小限に食い止められる」「カードの使いすぎを防ぐことができる」などが挙げられます。

反対に利用限度額を上げたい場合もカード会社に電話することになりますが、この場合は必ずしも希望が通るわけではありません。カード会社による審査が行われます。利用限度額を上げるためには最低半年はカード利用実績を積まなければいけません。当然延滞があると利用限度額は上がりません。一般的に銀行系クレジットカードは利用限度額の増額には厳しく、信販系クレジットカード・流通系クレジットカードは利用限度額の増額には甘いと言われています。利用実績を積むために無理してカードを使う必要はなく、公共料金やプロバイダー代・携帯電話代などをカード払いにしておくだけでも実績になります。このようなクレジットカードの自動引き落としは、金額は小さくても毎月仲介手数料が入ってくるためカード会社としても歓迎しています。また、他社のカードを解約したり利用限度額を下げると、利用限度額を上げてもらえることがあります。というのは、すべてのカードでキャッシングされて夜逃げをされることもあるので、そのようなリスクを減らすために、利用限度額は他社の利用限度額も含めた総額で判断・決定しているんです。

利用限度額が上がるまで待てないという方は、ゴールドカードを申し込むのも1つの方法です。ゴールドカードであれば最初から 50〜100万円の利用限度額が付与されます。ダイナースクラブは利用限度額に制限がありませんが、実はカード会社のほうでこっそりと利用限度額を設けています。それでもダイナースクラブは初めから100〜300万円の利用限度額があるそうです。

海外旅行に行く場合に一時的に利用限度額を上げることができます。というのは、海外旅行ではカードでたくさん買い物をしたり、現地通貨を調達するためキャッシングをすることが多いため、多額の手数料が入ってくることが見込まれるからです。そのほか引越し代や高額商品の購入のためという名目で一時的に利用限度額を上げてもらうこともできます。一時的な増額についてはわりと簡単に審査に通るので、必要があればカード会社に相談してみるとよいでしょう。

ちょっと前までは、普通にクレジットカードを使っているだけで自動的に利用限度額が上がっていきました。しかし、多重債務者の増加に歯止めをかけるために2007年5月末金融庁の事務ガイドラインが改定され、カード会員本人による申し込みがなければ利用限度額が上がらないようになりました。自分から申請しなければ利用限度額が上がらないというのは面倒ですが、世の中には抑制が効かない人間もいるためやむを得ないといったところでしょうか。利用限度額の増額は、カード会社が手っ取り早く手数料を増やすための方法なので、申請時に延滞などの問題がなければ喜んで利用限度額を上げてくれます。

そのほか利用限度額に関する注意点や役に立つ知識を紹介します。

・同じカード会社のカードを複数持った場合、利用限度額は共有されます
例えばOMCカードのVISAとMastaerとJCBを持っていて、それぞれ利用用限度額が30万円ある場合、利用限度額は合計90万円にはなりません(全部合わせて30万円のままです)。また、同じカード会社の利用限度額が異なるカードを複数持っている場合は、一番高い利用限度額が上限になります。異なるカード会社のカードであれば合計の限度額まで使えます。

・ちょっと利用限度額を超えてもカードが使えることがあります
例えば利用限度額が20万円である場合、23万円の商品をカードで買える場合があります。カードで買いたい商品があるんだけど、ちょっと利用限度額を超えてしまうという場合、ダメ元で試してみる価値はあります。

・分割・リボ払いを選んでも利用限度額より高い商品は買えません。
例えば利用限度額が20万円である場合、60万円の商品を3回払い(20万円×3)で購入することはできません。

・利用限度額とは別に一品当たりの限度額が設定されている場合があります
例えばあるレンタルサーバー屋で10つサーバーを借りて、9つ目のサーバーまではクレジットカードで支払うことができたのですが、10つ目でカード支払いができなかったとかいう経験はありませんか。これは不正利用を防ぐためカード会社のほうで一品当たりの限度額を設定しているのです。カード会社に連絡すればこの制限を外してもらえます。

・毎月利用限度額がリセットされるわけではありません。
未払い残高を支払えばその分だけカード利用可能残高が増えます。詳しいことは「締め日と引き落とし日」を参照してください。

↓お店の人が認めれば下記のようなクレジットカードの使い方ができます。

・現金とカード払いを併用できます
例えば50万円の商品を購入したい場合、30万円をカードで支払い、残り20万円は現金払いにすることができます。クレジットカードとギフトカードの併用もできます。

・複数のカードで1つの商品を買うことができます
例えば120万円の商品を購入したい場合、カードAで50万円支払い、カードBで50万円支払い、カードCで20万円支払うことができます。

・カードで割り勘ができます
4人で1万円分の料理を食べたあと、1人2500円分をそれぞれのカードで支払うことができます。

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