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個人信用情報の開示と見方

個人信用情報機関に出向くか郵送で請求することによって、登録されている自分の信用情報を開示することができます。登録情報に誤りがあれば訂正をお 願いすることができますし、どのように自分の信用情報が登録されているか知ることによって、カード発行のための対策を立てることができます。

例としてCICの開示情報の見方を説明します。CICで自分の信用情報を開示すると下記のような形式の用紙を受け取ることになります。

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<クレジット情報 1件目>




















 [氏名] 山田太郎

 [郵便番号] 123-4567
 [住所] ○○県○○市○○町123

 [勤務先名] ○○株式会社

[生年月日] 昭和50年1月1日 男 
[電話番号]      123-456-7890 



[勤務先電話]    098-765-4321 

◆ご契約の内容◆   契約者データ   [契約の種類] カード
 [契約年月日] 平成15年1月1日


◆お支払いの状況◆ 平成18年1月1日現在の登録内容
 [残債額]
 [内キャッシング残債額]
 [請求額]
 [入金額]
20千円
0千円
10千円
10千円
 [返済状況] 成約
 [入金情報] 012345678901234567890123 
          $$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$ 
 [終了状況]

 [登録会社名] OMCカード
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何が書いてあるのか見れば理解できると思いますが、1ヵ所だけ意味不明なところがあります。[入金情報]右の数字とその下にある記号は何を意味するのでしょうか?

[入金情報] 012345678901234567890123
        $$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$

数字は1ヵ月単位の月で、その数字の直下$は当月の請求に対して正常に入金(引き落とし)があったことを意味します。一番左の数字「0」は1〜2ヵ 月前の入金情報で最新の月を表し、その右にある「1」が「0」の1ヵ月前、「2」が2ヵ月前の月になります。右に行くほど古くなります。数字はすべて24 つあるので2年間の支払い状況が分かります。すべて$マークが付いているということは2年間毎月クレジットカードを使い、そのつど遅滞なく支払ったことを 意味します。

クレジットカードを申し込むとカード会社は個人信用情報機関に問い合わせて申込者の信用状況を調べるわけですが、このようにすべて$マークで埋められている情報を見てどのようにカード会社は判断するのか想像することは難しくありませんよね。

「他社ではクレジットヒストリーが良いので自社のカードを発行しても大丈夫だ」
と思い、喜んでカードを発行してくれることでしょう。

すべて$マークで占めることは難しくありません。要は小額でもいいから毎月カードを使い続ければいいだけです。支払いをしっかり守っていれば$マー クがズラリと並ぶことでしょう。毎月確実に請求を上げるために公共料金や携帯電話の料金・プロバイダー代をカード払いにするのも1つの方法です。

ところが困ったことに支払いをきちんとしていても、カード会社が$マークをつけるかどうかは任意なんです。調べたかぎりではOMCカードとセゾン カードは毎月$マークをつけてくれますが、JCBはまったく$マークをつけてくません。$マークがまったくついてなくても長年契約していれば問題がない客 だということはアピールできますが、良好なクレジットヒストリーを残すことを考えたら、できれば毎月$マークをつけてくれるカード会社のカードを使うこと をお勧めします。

一方、延滞を起こすと確実に登録されます。延滞情報は「A」のマークで登録されます。

[入金情報] 012345678901234567890123
        $$$-$$-$$$-$--$$$$---A$$

上記の場合、およそ23ヵ月前に延滞があったことがわかります(ちなみに「-」は請求も入金もなかったという意味です)。このような状態で新しくカードを申し込むと審査で不利です。1回でも延滞マークがついているとカードを発行してくれない会社もあります。

でもここでとっておきの対策があります。普通にカードを使い続けてください。もちろん支払いもきちんと守ってください。毎月信用情報を更新する会社であれば、毎月マークが右にずれていきます。そして3ヵ月後にはAマークは押し出されて見えなくなります。

気をつけなければいけないことは、Aマークがついている状態でクレジットカードを解約すると、それ以降更新されません。すると5年間Aマークが残り 続けることになります。逆に全部$マークで埋めた状態にして解約すれば、良好なクレジットヒストリーが5年間残ることになります。このことは今後クレジッ トカードの審査でかなりプラスになります。

ちなみに個人信用情報を開示すると「開示した」という記録が6ヵ月間残りますが、審査に影響はないので安心してください。

他にもさまざまなマークがあります。ここでまとめて紹介します。

審査でプラス
「$」:当月の請求額どおり入金された(それ以上の入金も含む)

審査に無関係
「-」:当月、請求もなく入金もなかった
「 」:カード会社から情報の更新がなかった(例えば、クレジットカードの利用がなかった場合)

審査にマイナス
「A」:カード会員本人の事情で入金がなかった(未入金)
「B」:カード会員本人以外の理由で入金がなかった
「C」:入金されていないが、その原因が明らかでない
「P」:当月の請求額の一部を入金された(一部入金)
「R」:カード会員本人以外から入金があったなど
「Q」:請求額に対して全額以上か一部か判断できないが入金されている

【補足1】
一言で延滞と言っても、すぐにはAマークはつきません。一般的に残高不足で引き落としができなかった場合は、半月後に再度引き落としが行われます。ここで 引き落とされればAマークはつきません。ただし、遅れたという情報は社内記録として残るため、短期の延滞が繰り返された場合は、そのカード会社内で不利に 働くことがあります。Aマークがつくタイミングは、はっきりとはわかりませんが再引き落とし日以降も入金されなかった場合、いよいよAマークがつけられま す。

いったんAマークがつけられると、延滞金を支払ってもAマークは残ったままです。それでは延滞したまま支払わなかった場合はどうなるのでしょうか。 通常[返済状況]の右には「成約」と書かれてありますが、返済日から3ヵ月以上延滞すると「異動」と記入され5年間は消えません。俗に言うブラックリスト の状態で、この間はどこのカードを申し込んでも絶対に審査は通りませんし、消費者金融からの借り入れや自動車ローンを組むことなども無理です。延滞はダ メ、踏み倒すのはもっとダメと肝に銘じておきましょう。

【補足2】
$マークはつけないけれど[残債額][内キャッシング残債額][請求額][入金額]の情報は記入するという会社もあります。これらの情報は直前のものしか 表示されませんが、ここに金額が書いてあれば最近までカードを使っていたことが分かるので審査官の心証は良くなります。しかし、カード会員の支払い能力を 超えると思われるほど残債額が多いとマイナスの評価を受けます。

【補足3】
個人信用情報の開示手続きについてCICを例にして説明します。受付方法は郵送または来社になります。

・郵送の場合
CICのホームページから信用情報開示申込書をダウンロード・印刷して、所定の事項を記入します。
     ↓
信用情報開示申込書と一緒に本人確認書類(運転免許証や健康保険証など)のコピーと900円の定額小為替証書(郵便局で売ってます)を同封し、最寄りの「開示ご相談コーナー」へ郵送します。
     ↓
郵送から2〜3日後、CICから確認の電話が来ます。
     ↓
その後5〜8日程度で信用情報開示報告書が届きます。

・来社の場合
全国9ヵ所にある「開示ご相談コーナー」に出向きます。本人確認書類と印鑑を持参します。
     ↓
開示ご相談コーナーに信用情報開示申込書が置いてあるので記入します。
     ↓
受付で信用情報開示申込書を提出、本人確認書類を提示します。手数料として500円支払います。
     ↓
信用情報開示報告書が渡されます。

他の個人信用情報機関でも同じような要領で自分の信用情報を開示できます。詳しいことはホームページを参照してください。

【補足4】
「本人申告制度」といってCICが保有する自分の信用情報にコメントをつけることができます。同姓同名の別人と間違われてカードが発行されない場合は「同 じ名前の人がいます」とコメントを残します。保険証をなくしたときは「保険証を悪用される危険があります」とコメントを登録すると良いでしょう。カード審 査の担当者が個人信用情報機関に照会したときにコメントを目にすることになるので、誤解や不正利用を防ぐことができます。浪費グセを直すために「私にカー ドを発行しないでください」と記入することもできます。

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