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| 国民年金保険料をクレジットカードで支払う 2008年から国民年金保険料がクレジットカードで支払えるようになりました。このことによって国民年金保険料の納付率がアップすると言われています。また、クレジットカード会社にとっては新たな収入源を得たことになり、社会保険庁にとっては事務作業の効率化が進み、私たちカード会員にとってはポイントが貯まる分お得です。とても良いことばかりに見えますが、実際どうなのでしょうか。これから検証します。 まずは、おさらいをしましょう。国民年金保険料には以下の支払い方法があります。 ・納付書払い(現金払い)…納付書を持って、金融機関やコンビニまで行って支払う方法です。 ・口座振替払い…金融機関の口座から振り替えて支払います。 1年間に何回支払うのかという意味での支払い方法として、毎月払い(12回)・半年払い(2回)・1年払い(1回)のいずれかを選びます。 この2つの支払い方法を組み合わせて国民年金保険料を支払っていきます。組み合わせによって支払い金額が異なります。
※早割:納付期限より1ヵ月早く口座振替をします。月額50円の割引になります。 半年払いと1年払いは前納になります。先にまとめて支払わなければいけませんが、年間総額で見ると毎月払いよりもお得です。また、納付書払いよりも口座振替払いのほうが安くなります。 ここで新しくクレジットカード払いが加わることになったわけですが、クレジットカードでの支払いは毎月払い・半年払い・1年払い、いずれにも対応しています。ただし、クレジットカードで支払う場合は納付書払いと同じ金額を支払うことになります(口座振替からクレジットカード払いに替えると口座振替による割引サービスがなくなります)。 そのかわりクレジットカードで支払うとポイントがつきます。国民年金保険料をクレジットカードで支払うとポイントがつくためお得だと言われていますが、厳密に言うとクレジットカードのポイントによる還元額が口座振替による割引額に勝ればお得だということです。 クレジットカードのポイント還元率は0.5%が相場です。また、ポイント還元率は1%あれば高いほうだと言われています。とりあえず還元率0.5%のクレジットカードと還元率1%のクレジットカードで、それぞれ国民年金保険料を支払った場合にどれくらいお得になるのか還元額を出してみましょう。
口座振替払いによる割引額とクレジットカード払いによる還元額を見比べてみましょう。クレジットカード払いのほうがお得度が大きいですよね。というわけで、これからはクレジットカードで国民年金保険料を支払っていきましょう。 (おしまい) と言って締めくくりたいところですが、とても重要なことを言わなければいけません。 国民年金保険料をカード払いにしてもポイントが付かないクレジットカードがあります。三井住友VISAカードです。クレジットカードにはポイント還元があるからクレジットカード払いを勧めているのに、肝心のポイントが付かないのでは話になりません。 冒頭で国民年金保険料はクレジットカード会社にとって新たな収入源だと言いましたが、実は加盟店手数料が0.6%しか入ってこないんです。社会保険庁から国民年金保険料の0.6%を徴収してカード会員に1%還元していたらクレジットカード会社は赤字ですよね。カード会社にとっては国民年金保険料はうまみがないんです。 おそらくそういった事情があるため三井住友VISAカードはポイントを付けないのでしょう。ポイントを付けないクレジットカード会社はほかにもあるかもしれません。 国民年金保険料をクレジットカード払いにしてポイントが付くかどうか。これは非常に重要なことなので、カード払いの手続きをする前にカード会社のホームページを見るなり、カード会社に電話するなりして確認してください。 【補足1】 国民年金保険料をクレジットカードで支払うためには、「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書」に必要事項を記入したうえで社会保険庁に提出します。この申込用紙は社会保険庁や市役所の国民年金窓口に備え付けてあるほか、電話して郵送してもらうこともできます。また、社会保険庁のホームページから申込用紙をダウンロードして印刷することもできます。 【補足2】 そのほか国民年金保険料のクレジットカード払いについて注意すべき点を挙げると 1.国民年金保険料が一部免除されている場合はクレジットカード払いができません。 2.過去の未払い分をクレジットカードで支払うことはできません。 3.リボ払い・分割払いは利用できません。 4.延滞すると「遅延損害金が加算される」「クレジットカードが利用停止になる」「個人信用情報機関に延滞情報が登録される」可能性があります。 4についてですが、国民年金保険料をクレジットカードで支払うとポイントがついてお得な反面、延滞したときのペナルティが大きくつきます。しかし、このことは国民年金保険料に限らず何をクレジットカードで支払っても同じことが言えるので、支払いをきちんと守る意思があれば、それほど気にする必要はないでしょう。 【トップへ】 |
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