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提携カードとプロパーカード

クレジットカードにはさまざまな分類の仕方があります。ここでは単独でカードを発行しているのか、それとも提携して発行しているのかに着目して分類します。

■提携カード
カード会社と一般企業・その他団体が提携して発行するクレジットカードのことを提携カードと言います。現在、発行されているカードの7割は提携カードと言われています。デパートやガソリンスタンドなどで募集しているクレジットカードはほとんど提携カードだと思っていいでしょう。提携カードには、一般企業・カード会社・カード会員にそれぞれ以下のようなメリットがあるため広く発行されています。

【一般企業にとってのメリット】
・自社で発行するよりも容易にクレジットカードを発行することができます。
・クレジットカードに自社の特典をつけることによって顧客の囲い込みをすることができます。
・会員の購買情報を入手することができるため効果的な広告を打ち出すことができます。

【カード会社にとってのメリット】
・一般企業が抱える顧客を会員に取り込むことができます。
・カード発行にかかわる経費を企業と折半することができます。

【カード会員にとってのメリット】
・カード会社固有のサービスに加えて提携先企業に関する独自のサービスを受けることができます(店舗で割引になったりポイントが2倍付くなど)。
・年会費無料のカードが多いことも大きな魅力です。

あえて提携カードの欠点を挙げるとすれば
・同業他社の店舗では使いづらい(例えばANAカードでJALの航空券を買うなど)。
・ゴールドカードを超える上位カードが存在しない。
ぐらいです。

■プロパーカード
プロパーカードとはカード会社が単独で発行するクレジットカードのことで、カード会社が他企業と提携して発行する提携カードとは対極に位置します。プロパーカードは、純粋にカード会社固有のサービスを受けることができますが、裏を返せばこれといった特色がないことが特色と言えます。

プロパーカードにメリットを挙げると
・無難なカードフェイスであるためどこに行っても安心して使えます。
・プラチナカードやブラックカードのインビテーション(招待)を受けるためにプロパーカードの利用実績が必要になります。
・新しいサービスはまずプロパーカードから導入されます。
以上の点にプロパーカードを利用するメリットを見い出すことができます。

【補足1】
プロパーカードの一種に代行カード(ハウスカード)というものがあります。代行カードとは、特定の企業グループでのみ使うことができるクレジットカードのことで、国際ブランドがついていません。企業にとっては、顧客の囲い込みや購買データの入手のほか同業他社に会員が流れないなどのメリットがありますが、会員にとっては使い勝手が悪いため、現在では発行枚数がかなり少なくなっています。

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