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| 還元率と割引率 クレジットカードを使うとお得だと言われる根拠となるものがポイントサービスと割引サービスです。お得度を測る指標としてポイントサービスの場合は「還元率」で、割引サービスは「割引率」で表します。還元率と割引率、どちらも混同して使われることが多いのですが、検証してみると両者は明らかに違うということが分かりました。何が違うのかこれから説明していきます。 まずは下記の文章を読んでください。 「100円の商品をクレジットカードで買うと5ポイントつき、1ポイント1円の価値がある」 「100円の商品をクレジットカードで買うと割引されて95円になる」 前者は還元率5%、後者は割引率5%になります。還元率5%と割引率5%、どちらも同じ価値に見えますが、実は還元率5%よりも割引率5%のほうがお得なんです。 違いを明確にするために、極端な例を挙げましょう。還元率100%と割引率100%について考察します。 還元率100%とは、例えば100円の商品を買うと100円分のポイントが貯まることを意味します。100円使って200円分の商品を購入することができます。一方、割引率100%の場合は、100円の商品を0円で買えることを意味します。つまりタダで商品がもらえます。 還元率100%の場合はお金を払わないとお得になりませんが、割引率100%の方はお金をまったく出すことなく得することができます。後で得する還元率よりもそのとき得する割引率のほうがお得だということがはっきりと分かります。 今度は数学的に説明してみましょう。対等に比較できるように還元率100%を割引率に直します。100円の商品を買うと100円分のポイントがつくことは、200円の商品を100円で買えるのと同じことですよね。割引率に直すと、 ・{(200円−100円)/200円}×100=50% になります。還元率100%は割引率50%と価値が等しくなります。 いくつか場合分けして、還元率を割引率に直してみましょう。 ・還元率1%⇒割引率0.99% ・還元率3%⇒割引率2.91% ・還元率5%⇒割引率4.76% ・還元率10%⇒割引率9.1% ・還元率20%⇒割引率16.7% ・還元率30%⇒割引率23.1% ・還元率40%⇒割引率28.6% ・還元率50%⇒割引率33.3% ・還元率60%⇒割引率37.5% ・還元率70%⇒割引率41.2% ・還元率80%⇒割引率44.4% ・還元率90%⇒割引率47.4% 還元率を割引率に直すと、常に元の数値より小さくなります。そして還元率の数値が大きければ大きいほど、還元率と割引率の差が開いていくことがわかります。というわけであまり競合するケースはないかもしれませんが、還元率と割引率が同じ数値でどちらか選べる場合は割引率を優先してください。 【トップへ】 |